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2018年04月28日(土)

GW突入!春真っ盛りの拳湖に白鳥が。

八重桜が美しい拳湖をゆうゆうと泳ぐ白鳥八重桜が美しい拳湖をゆうゆうと泳ぐ白鳥

こんにちは、スタッフKです。GW突入!春真っ盛り!


おやっ、今日の拳湖には白鳥が一羽います!この白鳥は、春先から姿を見せたり、いなくなったりを繰り返しています。仲間とはぐれてシベリアへ帰れなくなったのかな…、それとも…。私の推測では、この子は昔ここ「拳湖」で生まれた白鳥ではないかと思うのですよ。

酒田の最上川は日本有数の白鳥の飛来地ですが、傷ついて飛べなくなった白鳥を拳湖で一年中保護していた時がありました。そして長年ここで暮らしていた2羽がつがいとなり、でっかい卵を産み、何度も抱卵チャレンジの末に、とうとう平成17年の春に2羽、平成18年の春に3羽の白鳥の雛が誕生しました。その雛の可愛い可愛いこと。みにくいあひるの子ではありません!その写真は歴史春秋社から2010年に出版された「酒田で生まれた白鳥3兄妹」(写真:小林隆氏)に掲載されています。

もうとっくに親白鳥も死んでしまいましたが、私は、こうして迷い込んできた白鳥を見ると、そっと「あなたは、ここで産まれた子でしょ?それとも、あなたのお母さんがここで産まれたのかな?懐かしい記憶が刻まれていて、ここに帰ってきたんでしょ?」と呼びかけています。


さあ、GW。今日はトークイベントも盛況に終わりました。明日は拳ちゃんこどもまつりです。池の周りの八重桜も満開、若葉もきらきら輝いて、とても気持ちのいい景色です。ぜひ、皆さん、土門拳記念館に来てくださーい、待ってまーす!


2018/04/28 18:27 | 飯森山公園あれこれ | コメント(0)

2018年04月10日(火)

入学式シーズン、土門拳の母校は?

「土門拳の昭和」(クレヴィス刊)年譜ページの土門拳「土門拳の昭和」(クレヴィス刊)年譜ページの土門拳

こんにちは、スタッフKです。今日は410日。全国どこの学校でも、新入生が緊張しつつピカピカの生活を始めていることでしょう。さて、土門拳は…?

阿部博行著『土門拳生涯とその時代』など、書かれた本や年譜から、子供時代を追ってみました。


土門拳は、生まれは酒田ですが、小学校に入る前に東京へ引っ越し、7歳の大正6年(1917)年春、麻布区の飯倉尋常小学校に入学しました。その後、横浜に引っ越し、尋常磯子小学校、尋常二谷小学校へと転校して、大正123月に卒業しました。チャンバラが大好きな腕白少年。成績がよく、負けず嫌いで、特に絵や習字が大得意。親孝行で本が好き。いつも級長か副級長で卒業式には答辞を読んだそうです。

その後進学したのは神奈川県立横浜第二中学校。現在の神奈川県立横浜翠嵐高校です。ここにはとても書ききれないのですが、青年期の土門という人物も、学校も、教師や友人も、それはとても魅力的。もちろん苦労も並大抵ではなかったようですが、この学校生活があったからこその、その後の土門拳なのでしょう。

土門は卒業後50年たった昭和52年(1977)に母校を訪れ、感謝をこめて大型欅額装の自分の作品2点を寄贈しています。昨年、翠嵐会(翠嵐高校同窓会)会長の江成さんが当館にいらしてくださり、学校に土門拳作品が展示されている写真をいただきました。翠嵐会のHPにも土門拳が紹介されています。作曲家の高木東六さんや脚本家の大森美香さんも同校出身なのですね。

たまに「横浜から来ましたが、私は土門拳さんと同じ翠嵐の出身です。学校で作品を見た覚えがあります。」と声をかけてくださるご来館者がいます。酒田と横浜、ご縁は今も繋がっています。


2018/04/10 16:15 | 土門拳あれこれ | コメント(0)

2018年03月31日(土)

春のお出かけにぴったり。土門拳記念館も載っている3冊の本をご紹介します

春におすすめ3冊の本と、傘福の猿ぼぼ(災難がサル縁起物)春におすすめ3冊の本と、傘福の猿ぼぼ(災難がサル縁起物)

こんにちは、スタッフKです。春です。東京は桜が満開だそうですね。酒田の満開はもう2週間くらいかかるでしょうか。ここ飯森山公園には八重桜の木がたくさんあって、毎年4月末から5月初めは、池の周囲がぐるっとピンク色に染まり、青空に鳥海山が映える日は、それはそれはきれいです。


春になると急にあちこち出かけたくなります。この季節、幼い頃は母に「早くスカートはきたい~」とせがんだものでした。雪が溶けて、ズボンじゃなくスカートをはいて、ちょっと外へ出るのが本当に楽しみでした。


最近、そんな春にぴったりの3冊の本で、相次いで土門拳記念館を紹介していただきました。1冊目は浦島茂世さんの書かれた『企画展だけじゃもったいない 日本の美術館めぐり』(G.P.)。行列や混雑の超有名企画展をわざわざ見に行かなくとも、美術館を「普段使い」で気軽に楽しむポイント満載です。2冊目は、はあちゅうさんの『12日で憧れを叶える!サク旅<国内編>』(SDP)。人気ブロガーのはあちゅうさんが、たった12日の心ときめくおすすめ旅を紹介。3冊目は、『ことりっぷ 山形・米沢・鶴岡・酒田』(昭文社)。〈週末に行く小さな贅沢、自分だけの旅〉ってのがいいですね。そうだね、そんなに遠くまで行かなくても、ちょっとした「旅」が楽しそう。

私も時間が無いとかばっかり言ってないで、今度の休みに、ちょこっと行ってみようかな~!皆さんも、ぜひ!


2018/03/31 17:23 | 最近のあれこれ | コメント(0)

2018年03月11日(日)

明日3月12日は何の日でしょう?

こんにちは、スタッフKです。あっという間に3月。今日は11日。忘れられない、そして決して忘れてはいけない日として、改めて心に刻みます。

さて、それでは明日3月12日は何の日でしょう。土門拳にとても関係のある日です。東大寺お水取りの日と答えた方、惜しい!もちろん土門拳も「東大寺お水取り」を取材しています(特に1967年)。が、私が今日お伝えしたい312日は今から40年前の昭和53年(1978)「土門拳が生涯ただ一度の雪の室生寺を撮った日」です。

室生寺(奈良県宇陀市)は、土門拳が一番愛したお寺と言われています。土門は昭和14年に初めて行って以来40年間、四季折々何十回も訪れていますが、雪の室生寺だけには一度も出会うことがありませんでした。どうしても雪の室生寺を撮りたかった土門は、昭和53219日から奈良の病院に頼んで、入院という形で待機しつつ、今か今かと雪を待ち、39日には、病院から定宿にしていた室生村の橋本屋旅館に移りました。それでも雪は降りません。その日も次の日も…。東大寺お水取りの最後の日には必ず寒がぶり返すと言われているのをひたすら信じて待って。

そして、いよいよ、312日。朝早く、宿の女将の初代さんが寝間着姿のまま部屋に飛び込んできました。「先生、雪が…、早く起きてください」と。二人は「とうとう降りましたね」と互いに手を取り合ってうれし泣きしたそうです。そして、68歳の土門拳は40年待ち続けた雪の室生寺を、ついにその目で見て、そして撮ったのです。

今回の展示「歳時記」の中でも雪の室生寺を展示しています(415日まで)。ぜひ、本物の大型プリントの前で、土門拳の雪の室生寺にかけた思いを味わってください。


「雪の室生寺鎧坂金堂見上げ」展示中「雪の室生寺鎧坂金堂見上げ」展示中

2018/03/11 15:05 | 土門拳あれこれ | コメント(1)

2018年02月01日(木)

雪の思い出

今朝の土門拳記念館、池も凍っています今朝の土門拳記念館、池も凍っています

こんにちは、スタッフKです。

今年の冬は、日本中寒くて大変ですね。大雪や交通マヒ、凍結など、大変な思いをされている方、たくさんいらっしゃると思います。ここ、酒田も例年に比べると寒くて雪も多いです。当館でも、ここのところ毎日のように朝は雪かきから仕事がスタート。雪かきしながら「土門拳記念館が開館してから、35回目の雪のシーズン。こうして、毎年毎年、みんなで雪かきしてきたんだなー」と時間の流れを思います。

忘れられないのは、開館して初めての冬、昭和59年の1月~2月のこと。あの年はものすごい大雪で、ある朝通勤しようとしたら、土門拳記念館近くのガソリンスタンドがある交差点から先が、大雪のため通行止めで、記念館に近づけません。除雪作業が終わり通行止が解除になるまで、市内中心部にある市役所内で待機。さあ、やっと、土門拳記念館に入ることができたのは、確かお昼頃。しかし吹雪がひどく「こんな日は、お客様も来れないだろうから、3時頃で臨時休館して帰ろうか」と話をしていたら、そこに何と2名のお客様がいらして下さいました!!奇跡的!!それで、お客様がご覧になって帰る時、タクシーも混んでいていつ来るかわからない状況だったので、職員が自家用車で駅まで乗せてお送りしたと記憶しています。後にも先にも、そんな冬はあの年だけですね。雪が降ると、そんなことこんなこと思い出しながら…、今日も、いらしてくださる方々をお待ちしながら、雪かきしています。


2018/02/01 09:44 | 思い出のあれこれ | コメント(1)

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