法隆寺西院聖霊院厨子扉海老錠(1961)

『古寺巡礼』の撮影を続ける中で、土門拳の眼は工芸品や民芸品、建物の細部などに美を発見していきました。
たとえば錠、和釘、蝶番、釘隠、杓子、箪笥、盆、引手、水滴、面、土偶、埴輪・・・。
日本民族の美意識が到達した宗教的な造形物や、用から発展した完成度の高い器物などが、芯までホンモノにこだわる土門の意志で選定された被写体となっています。
いいものはいい。土門の美学がそこにあります。

揚羽蝶の水滴(1961)

東大寺お水取り 日の丸盆(1967)


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