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2018年03月31日(土)

春のお出かけにぴったり。土門拳記念館も載っている3冊の本をご紹介します

春におすすめ3冊の本と、傘福の猿ぼぼ(災難がサル縁起物)春におすすめ3冊の本と、傘福の猿ぼぼ(災難がサル縁起物)

こんにちは、スタッフKです。春です。東京は桜が満開だそうですね。酒田の満開はもう2週間くらいかかるでしょうか。ここ飯森山公園には八重桜の木がたくさんあって、毎年4月末から5月初めは、池の周囲がぐるっとピンク色に染まり、青空に鳥海山が映える日は、それはそれはきれいです。


春になると急にあちこち出かけたくなります。この季節、幼い頃は母に「早くスカートはきたい~」とせがんだものでした。雪が溶けて、ズボンじゃなくスカートをはいて、ちょっと外へ出るのが本当に楽しみでした。


最近、そんな春にぴったりの3冊の本で、相次いで土門拳記念館を紹介していただきました。1冊目は浦島茂世さんの書かれた『企画展だけじゃもったいない 日本の美術館めぐり』(G.P.)。行列や混雑の超有名企画展をわざわざ見に行かなくとも、美術館を「普段使い」で気軽に楽しむポイント満載です。2冊目は、はあちゅうさんの『12日で憧れを叶える!サク旅<国内編>』(SDP)。人気ブロガーのはあちゅうさんが、たった12日の心ときめくおすすめ旅を紹介。3冊目は、『ことりっぷ 山形・米沢・鶴岡・酒田』(昭文社)。〈週末に行く小さな贅沢、自分だけの旅〉ってのがいいですね。そうだね、そんなに遠くまで行かなくても、ちょっとした「旅」が楽しそう。

私も時間が無いとかばっかり言ってないで、今度の休みに、ちょこっと行ってみようかな~!皆さんも、ぜひ!


2018/03/31 17:23 | 最近のあれこれ | コメント(0)

2018年01月08日(月)

「大河ドラマ『西郷どん』いよいよ開始!」って、何で土門拳記念館と関係あるの?

ドラマとは関係なく、今朝の飯森山公園から見た鳥海山です。ドラマとは関係なく、今朝の飯森山公園から見た鳥海山です。

こんにちは、スタッフKです。


 昨夜から、いよいよNHK大河ドラマ『西郷どん』」始まりました。主役の鈴木亮平さんが青空に向かってジャンプする姿、勢いありますね!薩摩の景色がきれい。小吉くんの涙がたまらないっ。渡辺謙さんや、昔の「蒲田行進曲」を思い出させる風間杜夫さん、平田満さん、松坂慶子さん、その他にも豪華キャストにワクワク。って、んんんっ?どうして、土門拳記念館のブログで、『西郷どん』なの??って、トーゼン思いますよね。えーとですね、それは、私がドラマ好きだから…ではなく、西郷隆盛(南洲翁)をまつる南洲神社が、土門拳記念館のすぐご近所にあるからなんです。


酒田に暮らす大多数の人にとっては、これまでは西郷隆盛と庄内が縁のある地だということは「何となく知っていた」という感じでしょうか。ここ、飯森山のすぐ近くの道路に「南洲神社」の看板があります。土門拳記念館で「南洲神社ってどこですか?行き方教えてください」と、以前はたまーに(年に1、2回?)尋ねられるくらいだったのが、昨年ドラマ『西郷どん』が話題になりはじめた頃からか、しょっちゅう聞かれるようになり、窓口では案内図を用意しました。


これから、大河ドラマがますます話題になって、縁のある庄内にたくさんの方がいらっしゃいますように。そして、ぜひ、南洲神社からすぐそこの土門拳記念館にもお寄りくださいますよう、お待ちしています。

それはともあれ、ドラマ、楽しみっ!


2018/01/08 10:15 | 最近のあれこれ | コメント(0)

2017年12月07日(木)

一期一会のコンテンポラリーダンス公演「土門さんとワタシ」が終わりました

プレイベント2017.9.9「鈴木ユキオ土門拳記念館で踊る」プレイベント2017.9.9「鈴木ユキオ土門拳記念館で踊る」

こんにちは、スタッフKです。


 123日に酒田市希望ホールで、土門拳の世界から生まれたコンテンポラリーダンス作品「土門さんとワタシ」(酒田市・希望ホール自主事業企画運営委員会主催)が開催されました。振付・演出・出演の鈴木ユキオさんは世界で幅広く活躍されているダンサー。土門拳作品から感じたものを、ユキオさんと安次嶺菜緒さん、赤木はるかさん、そして小学生から大人まで公募による市民ダンサー17人が表現するという公演でした。スクリーンには大写しの土門拳作品。観客は舞台に設置された席で、パフォーマンスをすぐ目の前で見ることができました。


 はじめ、この企画を聞いた時、一体全体どういうことになるの??って、疑問符連続。ただ、「鈴木ユキオさんのしなやかで強く美しい身体表現と土門拳作品とのコラボはきっと素晴らしいものになる!これはスゴイことですよ!」と、市の担当者が熱く熱く私に語ってくださいました。


 私が「この感覚は何だ!これ☆おもしろい!」と直に感じたのは、99日に当館で行われたたプレイベントでのこと。夕暮れの当館中庭で彫刻「土門さん」と踊るユキオさんの光と影。まさに一度きりの特別な時間と空間でした。


 今回の希望ホールでの公演でも、カラダの動と静に眼が吸い込まれました。身体ってこんなふうに雄弁なんだ。心の奥底の細胞の下の下の方にある何かがチリチリと揺れるような、そんな感覚。解るとか解らないとか理屈じゃなく、自分を開放して感じても良いんだ、と。土門拳作品を感じたユキオさんによって、想像の連鎖がうねり、一期一会の舞台は終わりました。


2017/12/07 10:58 | 最近のあれこれ | コメント(0)

2017年11月02日(木)

発売中のアサヒカメラ11月号に掲載の梁丞佑「新宿迷子」当館で展示中です

9月16日に当館で開催されたギャラリートークでの梁さん9月16日に当館で開催されたギャラリートークでの梁さん

こんにちは、スタッフKです。


今発売中のアサヒカメラ11月号に、梁丞佑氏の「新宿迷子」が掲載されています。この作品は、第36回土門拳賞を受賞し、現在当館で写真展開催中です。


土門拳賞は毎年3月に決定し、その後、当館で写真展を行います。時期が近くなると、「今年はどんな方が土門拳賞に決まるんだろう」と、主催の毎日新聞社さんから連絡が来るのをドキドキしながら待っています。今年の春、梁丞佑氏が決まった時、はじめは、この写真コワイ、この写真を撮った方はコワーイ世界に住むコワーイ人なんじゃないかしら、どうしよう、と正直に言うと心配でした。(梁さん、ごめんなさい)


新聞発表の「受賞の言葉」で、梁さんが「表面的なインパクトのせいで、写真の内側をちゃんと見てくれていないのではないか」と書いていますが、その通り、ちゃんと見ようとしていなかったと思います。でも、お会いした梁さんは、全然コワくなくて、楽しい方で、この底抜けの笑顔と、人生良いも悪いもまるごとオープンのような不思議な魅力で、人が知らず知らず作っている壁のようなものをどんどん溶かしてしまうんだろう、それでこの作品が生まれたんだろう、と思えました。


「新宿迷子」は、私の眼(心)に掛かっているフィルターのようなものの存在も気づかせてくれました。小さめのモノクロプリントから発せられるリアルな人間の存在感。写っている男の、女の、子供の、生きる日常を、街の匂いを、写真を見て感じ、想像することが、そのフィルターを少しずつ溶かしてくれるような気もします。


当館での写真展は、1224日(日)までです。売店では、梁さん直筆サイン入りの写真集も扱っておりますので、どうぞいらしてください。


2017/11/02 15:55 | 最近のあれこれ | コメント(0)

2017年10月15日(日)

写真展「私のこの一枚」22日まで開催中

写真を見た人から撮った人へのメッセージポスト写真を見た人から撮った人へのメッセージポストこんにちは、スタッフKです。

当館では現在「私のこの一枚」写真展を開催中です。今年で12年目です。もともとは、先輩のYさんと一緒に東京出張に行ったとき、たまたま日本写真協会さん主催の写真展を見て「あーこれ、いいね!土門拳記念館でもやろうよ」とのYさんの一言から始まりました。

最初のころは、とにかくいっぱい展示、と欲張って、壁の上から下までずらーっと貼って、特に下の方が見えにくくて失敗したり、一時は賞を設けたんだけど「私の一枚」にレベル付けはやはりおかしいかなとやめたり、皆さんが「私の一枚」と大事に出してくれる写真をどう展示しようかと試行錯誤を続けています。 いやいや、今年もバラエティに富んだ作品がずらり。かわいいなー、きれいだなー、へー、こんなとこも撮るのかあ、うわっうまい、あら、こういうの今度私も撮ってみよう、この写真ドラマを感じるなー、などなど。

今年は初めて、写真を見た方から撮った方へ送るメッセージポストを置いてみました。見た方と出品してくれた人が写真を通じてコミュニケーションできたらいいな、と思いを込めて。

ところで、今日の酒田は、酒田つや姫ハーフマラソン大会やどんしゃんまつりが開かれています。会場となっている酒田の中心部は交通規制もあって、大混雑してるかな。ここは少し郊外なので、今日もゆっくりした時間が流れています。先ほどいらしたご夫婦が、「どんしゃんまつりの帰りに寄ったけど、ここはやっぱり落ち着くわね~」と言ってくださいました。
つや姫マラソン参加した方は入館料が割引になります。おまつりやマラソンの帰りには、まずは、ピッカピカの庄内米新米食べて、それからゆっくり「土門拳記念館さも寄っての~。」(土門拳記念館へもお寄りください、の庄内弁)

2017/10/15 12:35 | 最近のあれこれ | コメント(0)

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