今朝の土門拳記念館、池も凍っています
こんにちは、スタッフKです。
今年の冬は、日本中寒くて大変ですね。大雪や交通マヒ、凍結など、大変な思いをされている方、たくさんいらっしゃると思います。ここ、酒田も例年に比べると寒くて雪も多いです。当館でも、ここのところ毎日のように朝は雪かきから仕事がスタート。雪かきしながら「土門拳記念館が開館してから、35回目の雪のシーズン。こうして、毎年毎年、みんなで雪かきしてきたんだなー」と時間の流れを思います。
忘れられないのは、開館して初めての冬、昭和59年の1月~2月のこと。あの年はものすごい大雪で、ある朝通勤しようとしたら、土門拳記念館近くのガソリンスタンドがある交差点から先が、大雪のため通行止めで、記念館に近づけません。除雪作業が終わり通行止が解除になるまで、市内中心部にある市役所内で待機。さあ、やっと、土門拳記念館に入ることができたのは、確かお昼頃。しかし吹雪がひどく「こんな日は、お客様も来れないだろうから、3時頃で臨時休館して帰ろうか」と話をしていたら、そこに何と2名のお客様がいらして下さいました!!奇跡的!!それで、お客様がご覧になって帰る時、タクシーも混んでいていつ来るかわからない状況だったので、職員が自家用車で駅まで乗せてお送りしたと記憶しています。後にも先にも、そんな冬はあの年だけですね。雪が降ると、そんなことこんなこと思い出しながら…、今日も、いらしてくださる方々をお待ちしながら、雪かきしています。