日本の古陶磁
企画展示室Ⅱ
11月12日(火)~12月22日(日) カラー 31点
「ぼくはやきものというものにまったく関心がなかった」(『古窯遍歴』あとがき 昭和49年・矢来書店)
土門が「やきもの」に目覚めたのは昭和37年、美濃の古窯址を取材したことがきっかけでした。そこでやきものに対する考え方が変わっていった土門はその後、信楽、丹波、常滑、九谷、伊万里、瀬戸、備前など各地を撮り歩きます。
こうして撮りためた作品はのちに写真集『古窯遍歴』や個展で発表され、さらに『日本の古陶磁』(昭和56年・美術出版社)としてまとめられました。
青手扇面図の平鉢[古九谷] 昭和40年(1965)