次回の展示ご案内(7/13~9/12)


 開館40周年を記念し、土門拳の代表作「古寺巡礼」シリーズの中から、特に人気の高い作品たちを集めた「オールスターズ」展を開催いたします。7月13日〜9月12日の前期には、今年立教開宗1200年を迎える東寺を特集するコーナーを設置。9月16日〜10月23日の後期には一部展示替えを行い、古寺巡礼シリーズの中でも少し珍しい作品群を紹介する「マニアック・コレクション」のコーナーを展開します。これまで何度も観た方も、初めての方も、土門が追求しためくるめく仏像写真の世界へようこそ。


 田淵行男(1905-1989)は日本における山岳写真のパイオニアの一人であると同時に、高山蝶の生態研究などでも体系的な仕事を残し、いち早く環境破壊に警鐘を鳴らした“ナチュラリスト”の先駆者として知られています。科学者の視点と詩人の魂を併せ持ったその独自の作品は、多くの人々を魅了してきました。

 白簱史朗(1933-2019)は、ヒマラヤをはじめとする世界の名峰や、自らが選んだ「百一名山」に代表される日本の山々を被写体に、ダイナミックな山岳写真の名作を多数生み出しました。また父が旧・八幡町(現・酒田市)出身だったことから鳥海山を「父の山」と呼び、撮影を重ねました。
 
 本展では、田淵の広範な仕事を概観できる作品約40点、白簱が四季折々の鳥海山で撮影した作品約30点を展示します。異なる個性と時代背景を持つ2人の作品を展覧することで、山岳写真を取り巻く多様な視点を紹介します。

会期中無休 9:00~17:00(入館は16:30まで)
入館料 一般 800円 / 高校生 400円 / 中学生以下無料

協力 田淵行男記念館、公益財団法人 安曇野文化財団、一般社団法人 白簱史朗保存会
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